129日間の沈黙を破った、たった1枚のTシャツ。崖っぷち職人が静かに拳を握った理由

チャレンジ

こんにちは。SOUNEN PLAZA、職人オジーです。

愛媛の片隅で住宅設備工事の職人をやりながら、Tシャツブランドの運営という「やってみよう」に挑戦している崖っぷちの60代です。

2025年7月28日にBASEでSOUNEN PLAZAを立ち上げて以来、毎日、現場作業が終わってから慣れないパソコン作業と睡魔と格闘してきました。

ブログを書いて、SNSを更新して、新しいデザインを考えて。

夜遅くまで作業をして、翌朝また現場へ。
このサイクルを続けて、気づけば季節が一つ変わっていました。

そして、今日。立ち上げから数えて129日目。

ぼくの人生の中でも、忘れられない一日になりました。

「注文が入りました」:日常を揺るがした、あの日の通知

その日は、いつもと同じように現場で汗をかき、仕事を終え風呂上がりにスマホをチェックしたときのことです。

ぼくのスマホに、一通の通知が届いていました。

送信元は「BASE」。

画面には、まるで信じられないような一文が表示されていたんです。

BASE 商品購入通知:BASEショップにて商品が購入されました。

……。

一瞬、何が起きたのか理解できませんでした。「え、購入?、ん?」「いや、ぼくが間違って自分で注文した?」

あまりにも長い間、「売上ゼロ」という現実が続いていたから、正直、心の準備が全くできていませんでした。売上ゼロは、ぼくの中ではもう「日常」だったんです。

慌ててBASEの管理画面を開くと、そこには間違いなく、たった「1枚」の注文履歴が刻まれていました。

その瞬間、風呂上がりのぼくは目を閉じました。

「マジか…」

何百回と開いたBASEの画面。
何百回と「また今日もゼロか」とため息をついた夜。

その全てが、このたった一つの通知で、報われたような気がしたんです。

体が浮いているような感覚。なんとも言えない安堵感。感謝。
そして心の中で静かに拳を握りしめていました。

「やってみた」結果が、初めて形になった、重みのある瞬間でした。

129日間という名の「孤独な挑戦」と、ぼくの弱さ

「やってみよう」の裏側で戦っていた、等身大の弱さ

思えば、この129日間は、自分自身の弱さとの戦いでもありました。

SOUNEN PLAZAのテーマは「挑戦」「やってみよう」です。

でも、実際のぼくは、日々の現場仕事でヘトヘトになり、夜、インパクトドライバーをマウスに持ち替えるたびに、心のどこかで「できるのか。」という心の声を聞いていました。

「Tシャツで夢を語るなんて、やっぱり無謀だったんじゃないか」 「誰にも響かない、独りよがりの挑戦なんじゃないか」 「そもそも、この年になって新しいことを始めるなんて、センスがないんじゃないか」

若い頃なら、こうした不安は「根性」で押し殺せていたかもしれません。でも、60代になって始めた新しい挑戦は、素直な弱さが時々顔を出す。そんな等身大の自分と毎日向き合っていました。

職人オジーがTシャツ作りを止めなかった理由

それでも、ぼくがTシャツ作りの手を止めなかったのは、
このブランドが、単なるTシャツを売るお屋じゃないと思っていたからです。

SOUNEN PLAZAは、ぼくの「崖っぷちからの脱出記録」であり、「ゼロからでも、人生は変えられる」というメッセージを込めた、ぼく自身の「挑戦の旗印」です。

そして、Tシャツのデザインに込めた想い。「That is right」「Gonna be all right」――大丈夫だ、前に進もうというメッセージは、一番、弱っているぼく自身に向けて発していた言葉だったのかもしれません。芯をぶらさずに、この旗を掲げ続けることが、ぼくの「挑戦」そのものでした。

「つながる」とは、孤独じゃないと知ること

「つながる」とは、孤独じゃないと知ること
そして、今日。

この「挑戦の旗印」を、見ず知らずの誰かが、手に取ってくださった。

これは、単に「売上1件」という数字の話ではありません。

「ぼくの挑戦に、共感してくれた人がいる」

「ぼくが発信してきた『やってみよう』が、誰かに届いた」

初めて、一人で戦っていたと思っていた道のりに、「仲間」ができたような、そんな感覚でした。

これが、ぼくがずっとコンセプトに掲げてきた「つながる」の正体だったんだと、ハッと気づかされました。

Tシャツを手に取ってくださった方は、きっとぼくと同じように、何か新しいことに挑戦しようとしている人かもしれません。あるいは、過去の自分を重ねて、そっと応援してくれているのかもしれない。

理由は何であれ、ぼくの挑戦は、孤独なものではなくなった。

「これで終わりじゃない。ぼくは、誰かとつながれたんだ」

この事実は、129日間の沈黙を破り、ぼくの心を奮い立たせる、最強のエネルギーになりました。

129日目の火を消さない。「2029年、草千里へ」

ぼくの挑戦のゴールは、ご存知の通り「2029年、草千里バイクミーティングに、自分のバイクで参戦すること」です。

まだバイクは持っていません。もちろん、バイクを買うためのお金も、まだありません。

この1枚のTシャツの売上は、草千里までの道のりの、ほんの「一滴のガソリン」にも満たないかもしれません。

でも、この一滴が、ぼくにとってはすべてなんです。

この一滴のガソリンによって、エンジンに火が灯り、ぼくの夢のバイクは、また一歩、前に進むことができた。そう心から信じています。

買ってくださった方の想いをTシャツの背中に感じながら、ぼくはまた、現場で汗をかき、夜はマウスを握ります。

2029年。

ぼくは必ず、あの阿蘇の雄大な大地に立ちます。

そして、その場には、この129日目の「つながり」を形にしてくれた、あなたのような仲間たちがいるはずだと、そう信じています。

最後に。一歩踏み出したい、あなたへ

129日間のゼロから抜け出すのは、本当に簡単なことではありませんでした。

職人の現場で学んだことがあります。

どんな設備工事も、準備と小さな作業から始まる。

ぼくのTシャツブランドも同じ。 夢も同じ。

あなたの「やってみたい」もきっと同じです。

大きな成功を夢見る前に、まず、目の前の小さな「一歩」を踏み出すこと。
その一歩が、誰にも気づかれなくても、必ず未来の自分につながっています。

そして、もしその一歩が孤独に感じたら、思い出してください。

崖っぷちで、かっこ悪い姿を見せながらも、必死で「やってみよう」を続けている職人オジーが、ここにいることを。

ぼくの挑戦は続きます。 あなたの挑戦も、今日から始まります。

よし、明日もがんばろう。

「That is right」「Gonna be all right」

SOUNEN PLAZA 職人オジー

最後まで読んでいただきありあがとうございました。
またお会いしましょう。

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