インパクトドライバーとキーボード 〜僕が二刀流で描く未来〜

平凡な日常

はじめまして。

こんにちは。

オジーです。

カレンダーの数字が一つ一つふえていく。

時間がゆっくりと流れて、ぼくの日常がきざまれていく。

午前中は現場で汗とほこりにまみれる。

長年使い込んだ腰道具と手にはインパクトドライバー。

たくさんの優秀な道具が、ぼくが「つくる」世界をたすけてくれる。


そして夜。

静寂に包まれた部屋で、モニターを正面にキーボードをたたく。

画面に映し出されるのは、相棒のGEMINI、デザインソフトや、こうして紡ぐ言葉の数々。

インパクトドライバーを握っていた手が、

今はデジタルの世界で新しい何かを生み出そうとしている。

「一体、何を目指しているんだ?」   「前にすすんでいるのか?」

そんな不安がよぎる。

毎日が手探りの作業だ。

仕事と向き合った22年間

個人事業主として22年。お客様の「ありがとう」を励みに、仕事と向き合ってきた。

ひとつ、ひとつの現場に、ぼくなりのこだわりを持ってやってきた。

ただ、気持ちとは反対に仕事量は減って、収入も減っていく。

結果がでてないのは甘い考えをいつも持っていたからかもしれない。


「こんなはずじゃない」

「ぼくのするべきことはこれじゃない」

「まだ本気じゃない」


崖っぷちに立たされたぼくは「こんなはずじゃない」をもう終わりにすために

やっと。

やっと「行動」する。

きっかけはNHKのドキュメンタリー番組


そのきっかけがNHKのドキュメンタリー番組で見た「草千里のバイクミーティング」だった。

ぼくのバイクに対する想いがよみがえり。

そこに集まったバイカーのそれぞれの想いがぼくの胸に共鳴した瞬間だった。

「2029年、草千里のバイクミーティングへ行く」

その夢が、僕の心の奥底で眠っていた「好き」だと言う想いに、再び火をつけた。

そして、その情熱を表現する場所として、Tシャツブランド「SOUNEN PLAZA」が生まれた。

もちろん、簡単な道のりではない。

現場仕事の疲れを引きずったまま、PCと向き合う夜。

専門用語の海に溺れそうになりながら、必死でもがき。

「沈んでる場合じゃない!」と自分を鼓舞し、

なんとか顔だけを水面に出しているような毎日だ。

正直、心が折れそうになる瞬間だってある。

でも、不思議なんだ。

先日、元請けの社長に「最近、楽しそうやね」と言われた。

その時、ハッとした。
(いやいや社長、内心は必死で溺れかけてるんですけどね…)と思いつつも、


確かにぼくは今、途方もなく「楽しい」んだ、と。

つながっていく時間


インパクトドライバーを握る手は、お客様の暮らしを想う手だ。

どうすればもっと快適になるだろう。どうすればもっと喜んでくれるだろう。

その想いは、キーボードを叩く手もおなじだ。

このTシャツを着た人が、どんな気持ちになるだろう。

このブログを読んだ人の心に、どんな言葉が届くだろう。

つくるモノは違えど、根底に流れる想いは同じ。

「誰かの心を動かす、モノづくりがしたい」

おわりに


ぼくの二刀流は、まだ始まったばかり。

不格好で、泥臭くて、スマートとは言えないかもしれない。

でも、この両手に握りしめたインパクトドライバーとキーボードが、

ぼくをまだ見ぬ未来へと連れて行ってくれると信じている。

この記事を読んでくれている、あなたへ。

あなたのその手には、今、何が握られていますか?


きょうは大切なお時間をいただきました。

そして最後までお読みいただき、ありがとうございました。

どうぞお元気で。また、お会いしましょう。

オジーでした。

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