こんにちは。オジーです。
愛媛の片隅で、今日も腰道具を背負って住宅設備の現場を回っています。
2003年に独立してから、もう20年以上。
職人として、数えきれないほどの現場をこなしてきました。
けれど、これだけ長くやっていても、
いまだに「うわ、これは苦手だな……」と足がすくむ瞬間があるんです。
現場で感じる「苦手」の正体
職人としての作業にも、やっぱり難度の違いがあります。
一気に進む大まかな作業もあれば、
ミリ単位の調整が必要な、細かくて手数のかかる作業もあります。
そんな現場を前にすると、どうしても「苦手意識」が頭をよぎるんです。
「失敗したらどうしよう」 「時間がかかりすぎて、予定が狂ったら……」
そんな雑念が頭の中を占領する。
でも、そんな時ぼくがすることは、たった一つです。
「……ふぅーっ」と、深く、深く、深呼吸をすること。
そして、先のことを考えるのをやめて、
「今、目の前にあるこの瞬間」だけに集中して手を動かします。
指先の感覚だけに意識を研ぎ澄ませて、ただ、やるべきことを繰り返す。
最後の最後まで。集中する。
すると、不思議なことが起こります。
あんなに重くのしかかっていた苦手意識が、いつの間にか嘘のように消えて、
ただ淡々と作業を進めていく。
気がつけば、細かく、面倒く思えた作業を乗り越えているんです。
この感覚。
実は、今ぼくが挑戦している「SOUNEN PLAZA」の運営も、
まったく同じだということに気づきました。
夢から2322日。売上ほぼ0更新191日の「泥臭い現在地」
ぼくが「オリジナルブランドを作りたい」と思い立った2019年9月27日から、今日で夢から数えて2322日が経ちました。そして、ショップを立ち上げてから今日で、売上ほぼゼロ更新192日目。
正直に言えば、この「売上ほぼゼロ」という数字を直視するのは、現場で面倒な作業に直面するのと同じくらい…。
いやそれ以上苦手で、怖いです。
SNSで発信をする。ブログを書く。デザインを考える。 どれもこれも、20年続けてきた職人作業に比べれば、ぼくにとっては「経験したことのない、手探りで正解の見えない作業」ばかり。
「61歳にもなって、何をやってるんだ」 「どうせ誰も見ていないんじゃないか」
そんな苦手意識という名の「心のノイズ」が、時々ぼくを動けなくさせようとします。
パソコンの前に座っても、時間が止まって知らず知らずキーボードを叩く指が止まってしまう。
でも、そんな時こそ、現場で培った「あの感覚」を思い出すんです。
苦手は、次にステップアップするために必要な「通過点」
深呼吸をして、今すべきことだけに集中して手を動かす。
ブログの一行目を書く。コンテンツを考える。 SNSを投稿する。
それを繰り返していると、あんなに怖かったはずの「新しいこと」が、少しずつ、
自分の体の一部になっていくのを感じます。
この感覚こそが、次のステップへ進むために必要なエネルギーなんだ。
苦手だ、怖い、と感じているということは、
ぼくが今、自分の限界を少しだけ押し広げようとしている証拠。
これまでの「職人オジー」から、「クリエイターオジー」へと挑戦しようとしている痛みなんだと、今はそう思えるようになりました。
ぼくのデザインしているTシャツに刻んだ「That is right(それでいい)」という言葉。
これは、完璧にこなせる自分に言っているんじゃありません。
苦手意識に震えながら、それでも深呼吸して一歩進もうとしている、
泥臭い自分に向けてのメッセージなんです。
そして同じ思いでいるあなたへの応援の言葉です。
2029年、草千里で「伴走者」のあなたに会いたい
ぼくの人生は、決してスマートではありません。
会社員を15年経験し、30代後半で職人の世界へ。
そして60歳を過ぎてから、バイクも貯金もない状態で「SOUNEN PLAZA」を立ち上げる。
周りから見れば「もっと要領よくやればいいのに」「その歳でなさけないな」
と思われるかもしれません。
でも、不器用でも
「経験したことのない、手探りで正解の見えない作業」に立ちすくみながらも、
深呼吸して一歩ずつ進む姿こそが、ぼくらしさなんだと思っています。
ぼくが目指すのは、2029年の阿蘇・草千里。 10年に一度のバイク撮影会に、
自分の相棒(バイク)で参加すること。
その場所で、ぼくはあなたと会いたい。
あなたへ
同じように「自分には無理かも」「苦手だな」という壁にぶつかりながらも、
今日を精一杯生きたあなたと。
その時、ぼくは胸を張って言いたいです。
「売上ほぼ0が192日続いたあの時も、実はめちゃくちゃ怖かったんですよ」。
「でも、今ここに立てているんです」って。
不器用な職人オジーの挑戦状は、これからも続きます。
もし、あなたも今、何かに苦手意識を感じて立ち止まりそうになっているなら。
一緒に、深く、大きく深呼吸をしてみませんか。
そして、今できることに、ほんの少しだけ、手を動かしてみましょう。
それはきっとあなたの未来につながっているはずだから。
そしてぼくにとっても
その一歩の積み重ねが、きっと2029年の草千里へと繋がっている。
そう信じています。
「やってみよう」 明日の自分に、明かりを灯すために。
最後までお読みいただきありあがとうございました。
SOUNEN PLAZAクリエター オジーでした。
オジーのBASEショップはこちらから


