はじめまして。
オジーです。
息子の旅立ちと、胸に空いた穴
先日、長年一緒に暮らした息子が、自分の「夢」を追って家から旅立っていきました。
ガランとした息子の部屋は、やけに広く感じました。
食卓に並ぶおかずも一組減り、
何気ない会話が少しだけなくなりました。
静かになった家の中で、ふと息子の名前を呼び少し涙ぐみました。
正直、寂しい。
胸にぽっかりと穴が空いたような、そんな感覚です。母親に「あまり悲しんだらいかんよ」
それは自分に言い聞かせる言葉でした。
子育てという、人生の第一章たいせつな長い旅が終わりました。
寂しさの奥にあった「誇らしさ」という感情
不思議なことに、寂しさと同じくらい、いや、それ以上に別の感情が胸を満たしていました。
それは、「誇らしさ」でした。
経済的に親の力もかりず、弱音も吐かずに前に進もうとしている。
いつしか親を気遣う態度をおぼえ心配かけないように微笑んでくれる。
不安と期待を胸に、自分の足で未来へ向かって歩き出した息子の後ろ姿。
それはぼくが今まで見たことのない姿でした。
頼もしく、そしてまぶしかった。
そんな息子をここ松山からずっと応援しています。
彼が踏み出した「一歩」は、彼自身の人生第2章の大きな大きな「はじめの一歩」です。
SOUNEN PLAZAの原点と、ぼく自身の「はじめの一歩」
人生にはいろいろな「はじめの一歩」があります。
知らず知らずみんな経験してきていることです。
「SOUNEN PLAZA」ではそんないろいろな「はじめの一歩」を応援したい。
見送る寂しさ。
旅立つ不安。
そして、誇らしさと未来への希望
これはぼくと息子の、それぞれの『はじめの一歩』です。
ぼくが今感じているこの気持ちも、新しい世界へ飛び出す息子が感じているであろう気持ちも、「ふみだすための一歩」を後押しするかけがえのないものです。
子育てという人生の第1章を終え、ぼく自身の人生も新しいステージに入りました。
60代、まだまだこれからです。
ぼくは、このSOUNEN PLAZAという船に乗って、新しい航海に旅立ちます。
『目的地は、2029年の草千里。』
『いってらっしゃい』
旅立つ君へのエールを胸に、
ぼくも「僕自身の夢」に向かって。
さあ、「はじめの一歩」を踏み出そう。
今日は大切なお時間をいただきました。
そして最後までお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞお元気で。また、お会いしましょう。
オジーでした。