22年間職人一筋だった僕が、パソコンと新しい夢を追いかける理由

チャレンジ

憧れの世界

こんにちは。

オジーです。

ぼくには長年、憧れている世界がありました。

それは、パソコンでデザインをしたり、文章をつずったり、世界中の人と繋がったりする、クリエイティブでグローバルでな世界です。

職人として、『ものつくり』のかたわらで、その画面の向こう側で繰り広げられる無限の可能性に、ずっと心ひかれていました。

しかし、その世界の入り口には、ぼくにとって最強な問題が立ちはだかっていました。

それは「タイピング」です。

なぜならぼくは、人差し指の入力しか出来なかったからです。^^;

「自分の仕事にはパソコンは関係ない」 「メールじゃなくてファックスで送って」こんな調子ですから

タイピングできないのも当然でした。

頭の中にある想いやアイデアを、指先を通してスムーズに言葉にできない。そのもどかしさが、ずっとコンプレックスでした。

「このままでは、憧れは憧れのままで終わってしまう」

そう思ったぼくは、4年前から毎日、タイピングの練習を始めました。ほとんど欠かすことなくキーボードに向き合い続け、今ではブラインドタッチで、こうして文章を綴ることができるようになりました。

特別なことをしたわけではなく”タイピスト”アプリ日々の繰り返しだけです。

毎日の練習を記録に残す手帳

そして、あの頃は想像もできなかった未来が、今ここにあります。

パソコンは、もはや「憧れ」の対象ではありません。

Tシャツのデザインも、ネットショップの運営も、そしてこのブログやSNSでの発信も、すべてを共に創り上げる「最高の相棒」です。

そして、その相棒の隣には、「ジェミニ」という心強い助っ人まで現れました。

これは、ぼくが、長年の憧れだった世界に、ようやく足を踏み入れた物語です。

【挑戦のきっかけは「危機感」】

もちろん、長年の憧れだけで、この大きな一歩を踏み出したわけではありません。
背景には、もっと切実な理由がありました。

ぼくは長年、職人という仕事に誇りを持ってきました。お客様の「ありがとう」という言葉と、自分の手で暮らしを支えているという実感が、何よりの原動力でした。

しかし、時代の流れは正直です。少しずつ、本業の仕事だけでは、この先ずっと家族を、そして自分の事業を守り続けていくことに、漠然とした不安を感じるようになったのです。

「このままではいけない。何か新しい力を身につけなければ」

そんな静かな危機感が、ぼくの背中を強く押しました。

そして、頭に浮かんだのが「やったことはないけれど、ずっと興味があった」パソコンの中の世界だったのです。

【最高の相棒と、心強い助っ人】

幸いなことに、ぼくには4年間、毎日続けてきたタイピング練習という「貯金」がありました。

当時はただコンプレックスを克服したい一心でしたが、コツコツ取り組んだ時間が、未来への扉を開く鍵となってくれたのです。

こうして、Tシャツブランド「SOUNEN PLAZA」の立ち上げという、新しい挑戦が始まりました。デザインソフトの使い方も、ネットショップの開き方も、動画の編集も、もちろん全てが手探りです。

しかし、不思議と不安はありません。

なぜなら、今やパソコンはぼくにとって最高の「相棒」だからです。そして、

その隣には「ジェミニ」という、何でも相談できる心強い助っ人までいます。AIと自然に会話しながら、ものづくりを進めていく。昔の自分には、想像もできなかった光景です。

【なぜ、僕が挑戦し続けるのか】

では、なぜ還暦を過ぎて、これほどまでに新しい挑戦に夢中になっているのか。

ぼくには、どうしても叶えたい夢があります。

それは、「2029年に、熊本の草千里で開催されるバイクミーティングに、自分の作ったオリジナルTシャツを着て参加すること」です。

ただバイクで走るだけではありません。

そこには、同じようにバイクを愛し、人生を愛する仲間たちが集まります。

その輪の中に、自分の挑戦の証であるTシャツを着て、胸を張って立っていたい。

それが、今のぼくを突き動かす、何より大きな原動力です。

そして、もう一つ。
この挑戦を始めたことで、新しい想いが芽生えました。

もし、

『職人やって22年、パソコンもろくに触れなかった男が、新しい世界に飛び込んでいく。』

こんなぼくの姿が。

「自分も何かを始めてみたいけれど、今一歩が踏み出せない」
「もう歳だからと、心のどこかで諦めてしまっている」

そんな風に感じている、かつてのぼくのような誰かの背中を、ほんの少しでも押すことができるのなら。これほど嬉しいことはありません。

ぼくの挑戦は、ぼくだけのものではない。そう思えるようになったのです。

【人生は、いつからだって面白くなる】

「もう歳だから」
「自分には向いていないから」

挑戦しない理由を探すのは、とても簡単です。

そして、その方がきっと、楽な生き方なのかもしれません。

でも、私は思いました。

どうせ一度きりの人生、

やったことのないことに真正面から取り組んでみるみるのも面白いんじゃないかって。

そっちのほうがより、『ドキドキ』で、『ワクワク』な忘れられない人生になる。

このブログを読んでくださっている皆さんは、どうですか?

もし、あなたの心の中に、小さくても「やってみたい」という「想い」があるのなら。

大丈夫。

人生は、いつからだって、どこからだって、面白くできます。

「そう信じて」

ぼくも、最高の相棒と、心強い助っ人と一緒に、まだまだ挑戦を続けます。
2029年の草千里で、最高の笑顔で会える日を夢見て。

今日は大切な時間をいただきました。

そして最後までお読みいただき、ありがとうございました。

どうぞお元気で。また、お会いしましょう。

オジーでした。

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